荒砥靖

一二三会 稽古人の荒砥です。

社会に出てから幾度に渡る長期海外生活の中、歳月の流れと共に
日本人としてのアイデンティティーを強く意識するようになり、
2006年カナダ在住時に茶道と出会いました。 

それまでの茶道は、古めかしく堅苦しい形式的な習い事、
余生を送られる御高齢の方や花嫁修業のひとつといった偏ったイメージでしたが、
実際にお稽古を始めると生活習慣や考え方の違う異国でも日本の茶道が受け入れられていて、
老若男女は基より人種の隔てもなく、体裁に捉われず、皆さんが自由に楽しまれていることに、驚かされました。

また、決して日常の暮らしからかけ離れたものではなく、仕事や家事等日々の生活、
自分自身の成長において、質の向上を感じられるよう奥深く学べるものだと
あらためて認識しています。

2009年帰国後もお茶を続けたい想いがあり、縁あって一二三会をご紹介頂きました。 

先生はじめ稽古人の皆さんも30~40代を中心に比較的若い世代が多く、お子様から
御年配の方まで幅広い世代が、お茶を通じて、それぞれ人生を楽しまれている様子に
カナダでの茶道教室と共感できるものが多々あり、2010年1月に入会させて頂きました。

既成概念に捉われず、且つ茶の湯 本来の軸を保ち、日々の暮らしの中で憩いの茶から
一期一会の「おもてなしの心」を豊かに育てられるよう実践されていることが、
心地良い場を創っているのだと思います。

また、お点前の稽古だけに限らず、実践の場となる茶事・茶会のほか
茶室・露地・茶花見学や旅行、稽古合宿など幅広い機会を設け楽しめるよう
稽古人自ら率先して企画・開催しています。

少しでも茶道に興味を持たれた方、まずは、気軽にイベントなど御参加頂き
雰囲気を味わって頂きたいと思います。

きっと貴方の人生を更に輝かせてくれる一二三会だと思います。